正答4
解説
正解は4です。
労働者派遣法で定められている、派遣元、派遣先、派遣労働者の関係を問う問題です。
この問題では、A社が派遣元、B社が派遣先、Q氏が派遣労働者です。
Q氏はA社と雇用契約を結んだまま、B社の指揮命令を受けて働きます。
【選択肢別解説】
1:× 派遣元は、派遣労働者が派遣終了後に派遣先に雇用されることを、正当な理由なく禁止してはならないと定められています。
A社がQ氏のB社への転職を禁止することはできません。
2:× 派遣先は、派遣労働者を特定することを目的とする行為をしないよう努めなければならないとされています。
B社がQ氏を指名して派遣を要請することは認められていません。
3:× 出題当時、派遣の受入期間は業務によって異なりました。
政令で定める専門的な業務には期間の制限がなく、それ以外の業務も原則1年、最長3年でした。
一律に最長1年とは定められていません。
4:○ 派遣労働者は、派遣先であるB社が定めた指揮命令者の指示の下で労働に従事します。
これが労働者派遣の基本的な仕組みです。
【ポイント】
派遣では、雇用関係は派遣元、指揮命令関係は派遣先にあります。
請負では注文者が労働者に指揮命令できない点と対比して覚えましょう。
なお、2015年の改正で業務による期間制限の区別は廃止され、現在は派遣先の事業所単位と派遣労働者個人単位の期間制限(原則3年)になっています。