システム開発の上流工程において,システム稼働後に発生する可能性がある個人情報の漏えいや目的外利用などのリスクに対する予防的な機能を検討し,その機能をシステムに組み込むものはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
個人情報の保護を、システムの完成後に対策として追加するのではなく、企画や設計の段階から組み込んでおく考え方が問われています。
この考え方をプライバシーバイデザインといいます。
【選択肢別解説】
1:× 情報セキュリティ方針は、組織が情報セキュリティにどう取り組むかを示した基本方針です。
システムの設計に機能を組み込む考え方ではありません。
2:× セキュリティレベルは、求められる、または確保されている安全性の度合いを表すものです。
設計段階で予防的な機能を組み込む考え方そのものではありません。
3:○ プライバシーバイデザインは、システム開発の上流工程から、個人情報の漏えいや目的外利用を防ぐ機能を組み込んでおく考え方です。
4:× プライバシーマークは、個人情報を適切に取り扱っている事業者を、JIPDEC(日本情報経済社会推進協会)が認定する制度です。
【ポイント】
プライバシーバイデザインは「後付けではなく、最初から組み込む」という予防的な考え方です。
同様に、セキュリティを企画・設計段階から確保する考え方をセキュリティバイデザインといいます。