社内ネットワークとインターネットの接続点にパケットフィルタリング型ファイアウォールを設置して,社内ネットワーク上のPCからインターネット上のWebサーバの80番ポートにアクセスできるようにするとき,フィルタリングで許可するルールの適切な組みはどれか。
(各選択肢は「送信元|宛先|送信元ポート番号|宛先ポート番号」の表で2行分のルールを示す)
正答3
解説
正解は3です。
パケットフィルタリング型ファイアウォールで、PCからWebサーバへのアクセスを許可するルールを選ぶ問題です。
Webサーバ(HTTP)は80番ポートで待ち受けます。
クライアントであるPCは、1024以上の番号から一時的なポートを選んで通信します。
通信は、PCからの要求とWebサーバからの応答の2方向があるので、両方を許可する必要があります。
【選択肢別解説】
1:× 1行目の要求が、送信元ポート80、宛先ポート1024以上になっています。
PCからの要求の宛先ポートはWebサーバの80番でなければなりません。
2:× 1行目と2行目のどちらも、送信元ポートと宛先ポートが逆になっています。
PCからの要求は宛先80番、Webサーバからの応答は送信元80番です。
3:○ 1行目は、PCの1024以上のポートからWebサーバの80番への要求です。
2行目は、Webサーバの80番からPCの1024以上のポートへの応答です。
両方向の通信が正しく許可されています。
4:× 1行目の要求は正しいですが、2行目の応答の送信元ポートが1024以上、宛先ポートが80になっています。
Webサーバからの応答は送信元が80番なので、応答が通過できません。
【ポイント】
サーバ側のポートは固定の番号(ウェルノウンポート)、クライアント側は1024以上の一時的なポートです。
要求と応答では、送信元と宛先のポートが入れ替わることを押さえます。