表から,期末在庫品を先入先出法で評価した場合の期末の在庫評価額は何千円か。
摘要|数量(個)|単価(千円)/期首在庫|10|10/仕入4月|1|11/仕入6月|2|12/仕入7月|3|13/仕入9月|4|14/期末在庫|12|
正答3
解説
正解は3です。
先入先出法は、先に仕入れたものから先に払い出したとみなす在庫の評価方法です。
そのため、期末に残る在庫は、後から仕入れた新しいものから順に構成されると考えます。
期末在庫12個を、9月の仕入れからさかのぼって割り当てます。
【計算】
9月仕入:4個×14千円=56千円(累計4個)
7月仕入:3個×13千円=39千円(累計7個)
6月仕入:2個×12千円=24千円(累計9個)
4月仕入:1個×11千円=11千円(累計10個)
期首在庫:残り2個×10千円=20千円(累計12個)
期末在庫評価額=56+39+24+11+20=150千円
【選択肢別解説】
1:× 132千円は、先入先出法の計算からは得られない値です。
新しい仕入れから12個を割り当てると150千円になります。
2:× 138千円は総平均法による値です。
全体の平均単価230千円÷20個=11.5千円に12個を掛けた額で、先入先出法ではありません。
3:○ 新しい仕入れから順に12個を割り当てると、評価額は150千円になります。
4:× 168千円は、12個すべてを最後の仕入単価14千円で評価した値です。
これは最終仕入原価法の考え方であり、先入先出法ではありません。
【ポイント】
先入先出法では古いものから払い出されるので、期末在庫は新しい仕入単価で評価されます。
物価が上がっている時期には、先入先出法の期末在庫評価額は高くなります。