図の構造をもつプログラムに対して,ホワイトボックステストのテストケースを設計するとき,少なくとも実施しなければならないテストケース数が最大になるテスト技法はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
図のプログラムは、「A>0 かつ B=1」という1つの判定を持ちます。
判定が真ならX←X+1を実行し、偽なら何もせずに次へ進みます。
判定の中には、「A>0」と「B=1」という2つの条件が含まれています。
【選択肢別解説】
1:× 条件網羅は、各条件の真と偽を少なくとも1回ずつ実行するテストです。
例えば「A>0が真でB=1が偽」と「A>0が偽でB=1が真」の2ケースで満たせます。
2:× 判定条件網羅(分岐網羅)は、判定の結果の真と偽を少なくとも1回ずつ実行するテストです。
判定が真になるケースと偽になるケースの2ケースで満たせます。
3:○ 複数条件網羅は、判定内の条件の真偽の組合せをすべて実行するテストです。
条件が2つなので、真真・真偽・偽真・偽偽の4ケースが必要となり、最も多くなります。
4:× 命令網羅は、すべての命令を少なくとも1回実行するテストです。
判定が真になる1ケースで、X←X+1を含むすべての命令を実行できます。
【ポイント】
必要なテストケース数は、一般に命令網羅<判定条件網羅・条件網羅<複数条件網羅の順に多くなります。
条件網羅だけでは判定の真偽が網羅されない場合がある点にも注意しましょう。