コトラーの競争戦略によると,業界でのシェアは高くないが,特定の製品・サービスに経営資源を集中することで,収益を高め,独自の地位を獲得することを戦略目標とする企業はどれか。
正答2
解説
正解は2です。
コトラーの競争戦略による企業の地位の分類を問う問題です。
コトラーは、市場での地位によって企業をリーダ、チャレンジャ、フォロワ、ニッチャの4つに分けました。
問われているのは、シェアは高くないが特定の分野に経営資源を集中する企業です。
【選択肢別解説】
1:× マーケットチャレンジャは、業界で2位や3位の地位にあり、リーダの地位を奪おうと挑戦する企業です。
特定分野への集中を戦略目標とする企業ではありません。
2:○ マーケットニッチャは、大手が狙わない特定の製品や市場(すき間)に経営資源を集中します。
その分野で独自の地位を築き、収益を高めることを目指します。
3:× マーケットフォロワは、リーダの戦略を模倣し、開発費などを抑えて効率よく利益を上げる企業です。
独自の地位の獲得を目指すものではありません。
4:× マーケットリーダは、業界で最大のシェアを持つ企業です。
市場全体の拡大や、シェアの維持を戦略目標とします。
【ポイント】
リーダは全方位で市場を押さえ、チャレンジャは差別化でリーダに挑みます。
フォロワは模倣で効率化を図り、ニッチャは集中によって特定分野で優位に立ちます。