次の条件でITサービスを提供している。
SLAを満たすための,1か月のサービス時間帯中の停止時間は最大何時間か。
ここで,1か月の営業日は30日とし,サービス時間帯中は保守などのサービス計画停止は行わないものとする。
〔SLAの条件〕
・サービス時間帯は,営業日の午前8時から午後10時までとする。
・可用性を99.5%以上とする。
正答2
解説
正解は2です。
SLA(Service Level Agreement:サービスレベル合意書)の可用性の条件から、許される停止時間を求める問題です。
可用性は、サービス時間帯のうちサービスを提供できた時間の割合です。
【計算】
1日のサービス時間帯は、午前8時から午後10時までの14時間です。
1か月のサービス時間帯=14時間×30日=420時間です。
許される停止時間の割合=1-0.995=0.005です。
最大停止時間=420時間×0.005=2.1時間です。
【選択肢別解説】
1:× 0.3時間は、許される停止時間よりかなり短い値です。
2.1時間まで停止しても可用性は99.5%以上を保てます。
2:○ サービス時間帯420時間の0.5%が2.1時間なので、これが最大の停止時間です。
3:× 3.0時間は、1日のサービス時間帯を20時間として計算した値にあたります。
420時間で計算すると、可用性は約99.29%となり、条件を満たしません。
4:× 3.6時間は、1日24時間×30日=720時間の0.5%です。
サービス時間帯は14時間なので、この計算は誤りです。
【ポイント】
可用性の計算では、分母を暦の上の全時間ではなく、合意したサービス時間帯にします。
計画停止をサービス時間帯の外で行う条件なら、計画停止は計算に含めません。