正答4
解説
正解は4です。
この問題は、オブジェクト指向の基本概念であるカプセル化と継承の効果を問うています。
【選択肢別解説】
1:× オブジェクトに対する操作は、継承を使って下位のクラスで追加したり再定義したりできます。
すべての操作をあらかじめ指定しておく必要はありません。
2:× カプセル化は、データと操作を一体にし、内部の詳細を外部から隠すことです。
これによりオブジェクト間の相互依存性は高まるのではなく、低くなります。
3:× 継承では、上位のクラス(スーパクラス)の性質を下位のクラス(サブクラス)が受け継ぎます。
あるクラスを変更すると影響を受けるのは下位のクラスであり、上位のクラスの変更は必要ありません。
4:○ 継承を使うと、共通部分は上位のクラスにまとめ、差分だけを下位のクラスに書けます。
そのため、モデルの拡張や変更の際に変更箇所を局所化できます。
【ポイント】
カプセル化は「情報隠蔽で依存を減らす」、継承は「共通部分を再利用し、差分だけを書く」と覚えます。
これにポリモーフィズム(多態性)を加えた三つが、オブジェクト指向の代表的な特徴です。