正答1
解説
正解は1です。
図の状態遷移では、実行状態、実行可能状態、待ち状態の3つが矢印で結ばれています。
実行可能状態と実行状態の間は双方向の矢印で、実行状態から待ち状態、待ち状態から実行可能状態へはそれぞれ一方向の矢印があります。
実行状態から実行可能状態への遷移は、実行中のタスクがCPUの使用権を奪われる(プリエンプションされる)ときに起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 優先度の高いタスクが実行可能状態になると、OSは実行中のタスクからCPUを取り上げ、優先度の高いタスクに割り当てます。
取り上げられたタスクは、実行状態から実行可能状態に遷移します。
2:× タスクが生成されると、まず実行可能状態になります。
図の左端から実行可能状態へ入る矢印がこれに当たり、実行状態からの遷移ではありません。
3:× 入出力処理が完了すると、待ち状態のタスクが実行可能状態に遷移します。
図の待ち状態から実行可能状態への矢印に当たります。
4:× 実行中のタスクが入出力要求を行うと、完了を待つために実行状態から待ち状態に遷移します。
実行可能状態への遷移ではありません。
【ポイント】
実行状態から実行可能状態へ戻るのは、優先度の高いタスクに横取りされたときや、割当て時間(タイムクウォンタム)を使い切ったときです。
入出力要求などで事象を待つときは待ち状態に移り、事象が完了すると実行可能状態に戻ります。