コールドスタンバイシステム,シンプレックスシステム,デュアルシステムを,システムの稼働率の高い順に並べたものはどれか。
ここで,各システムを構成するコンピュータは同一であるものとする。
正答4
解説
正解は4です。
各システムの冗長構成を比べて、稼働率の高低を判断する問題です。
シンプレックスシステムは、予備のない1系統だけの構成です。
デュアルシステムは、2系統で同じ処理を同時に行い、結果を照合する構成です。
コールドスタンバイシステムは、予備機を停止した状態で待機させておき、障害時に起動して切り替える構成です。
【選択肢別解説】
1:× コールドスタンバイシステムを最も高くし、デュアルシステムを最も低くしている点が誤りです。
予備機の起動に時間が掛かるコールドスタンバイより、常に2系統が稼働しているデュアルシステムのほうが稼働率は高くなります。
2:× コールドスタンバイシステムをデュアルシステムより上にしている点が誤りです。
デュアルシステムは片方が故障しても、もう片方で即座に処理を継続できます。
3:× 冗長性のないシンプレックスシステムを最も高くしている点が誤りです。
1台が故障すると修理が終わるまで全体が止まるため、稼働率は最も低くなります。
4:○ 2系統が同時に稼働し、故障時も即座に継続できるデュアルシステムが最も高くなります。
次に、予備機への切替えで復旧できるコールドスタンバイシステムが続きます。
予備のないシンプレックスシステムが最も低くなります。
【ポイント】
デュプレックスシステム(主系と待機系)のうち、待機系を停止させておくのがコールドスタンバイ、起動しておくのがホットスタンバイです。
切替えに要する時間が短いほど、システムの停止時間が減り稼働率は高くなります。