次の条件でITサービスを提供している。
SLAを満たすためには,サービス時間帯中の停止時間は1か月に最大で何時間以内であればよいか。
ここで,1か月の営業日は30日とする。
〔SLAの条件〕
・サービス時間帯は営業日の午前6時から翌日午前1時まで。
・可用性99.5%以上とすること。
正答2
解説
正解は2です。
SLA(Service Level Agreement、サービスレベル合意書)の可用性から、許される停止時間を求める問題です。
可用性は、サービス時間帯のうち実際にサービスを提供できた時間の割合です。
【計算】
サービス時間帯は午前6時から翌日午前1時までなので、1日19時間です。
1か月のサービス時間=19時間×30日=570時間です。
許される停止時間の割合=100%-99.5%=0.5%です。
許される停止時間=570時間×0.005=2.85時間です。
選択肢の中で2.85時間以内に収まる最大の値は、2時間です。
【選択肢別解説】
1:× 1時間でもSLAは満たしますが、最大で何時間以内かを問われているので、より長い2時間が答えです。
2:○ 2時間は2.85時間以内に収まり、選択肢の中で最大です。
可用性は(570-2)÷570で約99.6%となり、99.5%以上を満たします。
3:× 3時間停止すると、可用性は(570-3)÷570で約99.47%となり、99.5%を下回ります。
4:× 4時間停止すると、可用性は約99.3%となり、SLAを満たしません。
【ポイント】
可用性の計算では、24時間ではなくサービス時間帯の長さを使います。
午前6時から翌日午前1時は、日をまたぐので19時間であることに注意しましょう。