正答2
解説
正解は2です。
リアルタイムOSを使う理由を問う問題です。
ハードリアルタイムシステムとは、決められた時間(デッドライン)までに処理が終わらないと、システムとして致命的な不具合になるものです。
【選択肢別解説】
1:× メモリ保護機構は汎用OSにも備わる機能で、リアルタイムOS特有のものではありません。
制御系の組込み機器では、ウイルス対策が主な理由でもありません。
2:○ エンジン制御などでは、イベントが起きてから決められた時間内に処理を終えることが必須です。
リアルタイムOSは、優先度に基づくスケジューリングなどで応答時間を保証する機構をもちます。
3:× システム全体のスループット(単位時間あたりの処理量)の向上は、汎用OSの主な目標です。
リアルタイムOSは、処理量よりも応答時間の保証を重視します。
4:× 複数のプログラムを並行して動かすマルチタスクは、汎用OSにもある機能です。
リアルタイムOSを選ぶ決め手にはなりません。
【ポイント】
リアルタイムOSの本質は「時間制約を守ること」です。
速さ(スループット)ではなく、決められた時間内に必ず応答できることが重要です。