正答5
解説
正解は5です。
治療は、目的によって原因療法・対症療法・根治療法・姑息療法・保存療法などに分類されます。
原因療法は病気の原因を取り除く治療、対症療法は症状を和らげる治療です。
【選択肢別解説】
1:× 進行胃がんに対するバイパス手術は、がんを取り除かずに通過障害だけを解消する治療です。
原因療法ではなく、症状を和らげる対症療法(姑息的手術)です。
2:× プロトンポンプ阻害薬(PPI)は、潰瘍をつくる直接の攻撃因子である胃酸の分泌を抑えます。
症状を和らげるだけでなく、潰瘍そのものを治癒させる治療です。
そのため、公式正答では対症療法ではなく原因療法とみなされています。
3:× 抗菌薬は、肺炎の原因である細菌を排除する治療です。
保存療法ではなく原因療法にあたります。
4:× 大腸部分切除は、がんを病変ごと外科的に取り除く治療です。
手術を行わずに経過をみる保存療法ではなく、根治療法です。
5:○ 早期胃がんを内視鏡で切除すると、がんを完全に取り除いて治すことができます。
そのため根治療法に分類されます。
【ポイント】
治る見込みのない病気の症状だけを和らげる手術は、姑息的手術と呼ばれます。
ヘリコバクター・ピロリの除菌は、消化性潰瘍の代表的な原因療法です。