正答3
解説
正解は3です。
歯科口腔保健の予防手段と、学校保健統計調査の動向を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× フッ化物の歯面塗布の主な目的は、歯周病ではなくう蝕(むし歯)の予防です。
フッ化物は歯の質を強くし、再石灰化を促します。
2:× シーラントの主な目的も、歯周病ではなくう蝕の予防です。
奥歯の溝(小窩裂溝)を樹脂で埋めて、汚れがたまるのを防ぎます。
3:○ 糖尿病は、歯周病のリスク因子です。
高血糖により感染への抵抗力や組織の修復力が低下するためです。
逆に歯周病の炎症が血糖コントロールを悪化させる双方向の関係も知られています。
4:× 小学生のむし歯の被患率は、増加ではなく減少傾向です。
フッ化物の利用や歯みがき習慣の定着が背景にあります。
5:× 中学生で被患率が最も高いのは、むし歯ではなく裸眼視力1.0未満の者です。
【ポイント】
フッ化物とシーラントはどちらも「う蝕予防」の手段です。
学校保健統計調査では、むし歯は減少傾向、裸眼視力1.0未満は増加傾向で、中学生・高校生では視力不良が最も多い項目です。