正答4
解説
正解は4です。
味覚の伝導路、食道の運動、胃酸分泌の調節、胆汁酸の吸収、排便の中枢を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 味覚は、三叉神経ではなく顔面神経(舌の前3分の2)や舌咽神経(舌の後3分の1)で伝えられます。
三叉神経が伝えるのは、舌や顔面の触覚・痛覚・温度覚です。
2:× 食道は、分節運動ではなく蠕動運動で食べ物を胃に運びます。
分節運動は、小腸で内容物を混ぜ合わせる運動です。
3:× セクレチンは、胃酸分泌を促進するのではなく抑制します。
胃酸分泌を促進するのはガストリンやヒスタミン、アセチルコリンです。
4:○ 胆汁酸は、主に回腸(特に回腸末端)で再吸収されます。
門脈を通って肝臓に戻り、再び胆汁として分泌されます(腸肝循環)。
5:× 排便の中枢は、腰髄ではなく仙髄にあります。
排尿の中枢も同じく仙髄にあります。
【ポイント】
胆汁酸とビタミンB12は、どちらも回腸で吸収される点がよく出ます。
セクレチンは膵臓からの重炭酸イオンの分泌を促し、胃酸分泌は抑えます。