正答3
解説
正解は3です。
わが国の医療保険制度のしくみと用語を問う問題です。
保険者・被保険者、被用者保険と国民健康保険、現物給付の原則を区別することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 保険給付の対象となる者は、保険者ではなく被保険者です。
保険者は、健康保険組合や市町村など、保険を運営する主体です。
2:× 被用者保険は、会社員や公務員など雇用されている人が対象です。
自営業者は、被用者保険ではなく国民健康保険に加入します。
3:○ 医療保険では、医療サービスそのものを給付する現物給付が原則です。
患者は医療機関の窓口で一部負担金を支払い、残りは保険者から医療機関に支払われます。
4:× 正常な分娩は病気ではないため、医療保険の療養の給付の対象になりません。
その代わりに、出産育児一時金が支給されます。
5:× 75歳以上の者は、後期高齢者医療制度に加入し、保険料を支払います。
保険料を支払う必要がない、というのは誤りです。
【ポイント】
療養の給付は現物給付、出産育児一時金や傷病手当金は現金給付です。
後期高齢者医療制度の財源は、公費約5割、現役世代からの支援金約4割、高齢者の保険料約1割です。