正答1
解説
正解は1です。
出生に関する指標の定義と、わが国の最近の水準を問う問題です。
合計特殊出生率、総再生産率、純再生産率の違いを押さえることが大切です。
【選択肢別解説】
1:○ 合計特殊出生率は、15〜49歳の女性の年齢別出生率を合計して算出します。
1人の女性が一生の間に産む子どもの数の平均に相当します。
2:× 総再生産率は、女児だけについて合計特殊出生率と同様に計算した指標です。
母親世代の死亡率は考慮しません。
死亡率を考慮するのは純再生産率です。
3:× 純再生産率は1.00を下回っています。
1.00未満は、将来人口が縮小する水準であることを意味します。
4:× 合計特殊出生率は2.00を大きく下回り、近年は1.3〜1.4台で推移しています。
人口を維持できる水準(人口置換水準)は約2.07です。
5:× 第1子出生時の母親の平均年齢は30歳台前半で、35歳は超えていません。
晩産化は進んでいますが、30.7歳前後で推移しています。
【ポイント】
合計特殊出生率は男女の子どもを含み、総再生産率は女児のみ、純再生産率は女児のみかつ死亡率を考慮します。
純再生産率が1.00を下回ると、人口は長期的に減少します。