正答4
解説
正解は4です。
脳血管障害の種類ごとの原因、症状、画像所見を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× ラクナ梗塞のリスク因子は、脳動脈瘤ではなく高血圧です。
脳の深部の細い動脈が高血圧で傷んで詰まり、小さな梗塞ができます。
脳動脈瘤は、くも膜下出血の主な原因です。
2:× 一過性脳虚血発作(TIA)は、脳出血ではなく脳梗塞の前駆症状です。
一時的に脳の血流が低下して症状が出ますが、24時間以内に消えるものをいいます。
3:× 脳出血は、頭部CTで低吸収領域ではなく高吸収領域(白く写る部分)として示されます。
低吸収領域(黒く写る部分)として示されるのは脳梗塞です。
4:○ くも膜下出血では、突然の激烈な頭痛が特徴的な症状です。
「バットで殴られたような」と表現される頭痛に、嘔吐や意識障害を伴うことがあります。
5:× 脳塞栓は、症状の発現が緩徐ではなく突発的です。
心臓などでできた血栓が流れてきて血管を急に詰まらせるため、症状が急に完成します。
【ポイント】
CTでは出血が白く(高吸収)、梗塞が黒く(低吸収)写ります。
脳塞栓は突発的、脳血栓は比較的ゆっくり進行すると区別しましょう。