正答3
解説
正解は3です。
糖尿病腎症、CKD(慢性腎臓病)の診断基準、腎機能の評価、腎代替療法を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 糖尿病腎症は、ネフローゼ症候群になることがあります。
大量のたんぱく尿が出る段階では、二次性ネフローゼ症候群の代表的な原因になります。
2:× CKDの診断基準では、糸球体濾過量(GFR)は60 mL/分/1.73 m2以上ではなく未満です。
GFR 60未満、またはたんぱく尿などの腎障害の所見が3か月以上続くとCKDと診断します。
3:○ 推算糸球体濾過量(eGFR)は、血清クレアチニン値を用いて算出します。
血清クレアチニン値に年齢と性別を加えた推算式で求めます。
4:× 血液透析は、24時間連続して行うものではありません。
通常は週3回、1回4時間程度行います。
5:× 死体腎移植を受けた患者には、免疫抑制剤の投与が必要です。
移植された腎臓に対する拒絶反応を防ぐため、生体腎移植でも死体腎移植でも継続して投与します。
【ポイント】
CKDの重症度は、原因、GFR区分、たんぱく尿(アルブミン尿)区分を組み合わせて評価します。
eGFRは血清クレアチニン値のほか、血清シスタチンCからも算出できます。