正答4
解説
正解は4です。
血管を流れる血液の性状、心拍数と血圧の調節、リンパの流れを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 門脈を流れる血液は、動脈血ではなく静脈血です。
門脈は消化管や脾臓を通った後の血液を肝臓へ運ぶ血管です。
2:× 肺動脈を流れる血液は、動脈血ではなく静脈血です。
右心室から酸素の少ない血液を肺へ運びます。
逆に、肺静脈には肺で酸素を受け取った動脈血が流れます。
3:× 副交感神経の興奮により、心拍数は増加ではなく減少します。
心拍数を増加させるのは交感神経の興奮です。
4:○ 末梢の血管が収縮すると、血圧は上昇します。
血圧は心拍出量と末梢血管抵抗の積で決まり、血管が収縮すると末梢血管抵抗が増えるためです。
5:× 胸管は、左鎖骨下動脈ではなく左鎖骨下静脈と左内頸静脈の合流部(左静脈角)に流入します。
リンパは最終的に静脈へ戻ります。
【ポイント】
動脈・静脈は心臓から出るか戻るかで名づけられ、中を流れる血液の性状とは一致しない場合があります。
肺動脈には静脈血、肺静脈には動脈血が流れることは頻出です。