正答2
解説
正解は2です。
循環器疾患のリスク因子と、わが国の死亡統計の動向を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 虚血性心疾患のリスク因子は、LDLコレステロールの低値ではなく高値です。
LDLコレステロールが高いと動脈硬化が進みます。
2:○ 多量飲酒は血圧を上昇させるため、脳出血のリスク因子です。
飲酒量が増えるほど脳出血のリスクは高くなります。
3:× 脳血管疾患による死亡数は、脳内出血より脳梗塞が多いです。
1970年代半ばに逆転して以降、脳梗塞が最も多くなっています。
4:× 脳血管疾患の年齢調整死亡率は、増加ではなく低下傾向です。
高血圧対策や減塩の普及により、大きく低下してきました。
5:× 心疾患の年齢調整死亡率も、増加ではなく低下傾向です。
死亡数は高齢化で増えていますが、年齢構成をそろえた死亡率は下がっています。
【ポイント】
死亡「数」は高齢化で増えても、「年齢調整死亡率」は低下している点を区別します。
脳出血の最大のリスク因子は高血圧で、多量飲酒も血圧を上げて関与します。