正解を2つ選んでください。
正答1・4
解説
正解は1と4です。
認知症やパーキンソン病などの神経疾患の原因・症状・治療を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ アルツハイマー病は、わが国の認知症の原因として最も多い疾患です。
脳の萎縮とともに記憶障害が進行します。
2:× アルツハイマー病の治療には、ドーパミン補充ではなくコリンエステラーゼ阻害薬などが使われます。
ドーパミン補充はパーキンソン病の治療です。
3:× アミロイドβたんぱくの脳内蓄積は、パーキンソン病ではなくアルツハイマー病の病態です。
パーキンソン病は中脳黒質のドーパミン神経細胞の変性で起こります。
4:○ パーキンソン病では、筋固縮や無動により嚥下障害をきたします。
誤嚥性肺炎の原因にもなるため、食形態の工夫が必要です。
5:× ウェルニッケ脳症は、ビタミンB6ではなくビタミンB1の欠乏で起こります。
意識障害、眼球運動障害、運動失調が特徴です。
【ポイント】
パーキンソン病の4大症状は、安静時振戦、筋固縮、無動、姿勢反射障害です。
ウェルニッケ脳症はアルコール多飲者に多く、ビタミンB1の補給で治療します。