正答5
解説
正解は5です。
細胞小器官の働きと、幹細胞の性質を問う問題です。
各小器官で行われる代謝反応を正しく対応させることがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 解糖系の反応が進むのは、ミトコンドリアではなく細胞質ゾルです。
ミトコンドリアでは、クエン酸回路・電子伝達系・β酸化が行われます。
2:× ステロイドホルモンの合成が行われるのは、粗面小胞体ではなく滑面小胞体です。
粗面小胞体はリボソームが付着しており、分泌たんぱく質などの合成を担います。
3:× ゴルジ体では、脂肪酸の分解は行われません。
ゴルジ体は、たんぱく質に糖鎖を付けるなどの修飾と、行き先ごとの選別・輸送を担います。
4:× リソソームでは、糖新生は行われません。
リソソームは加水分解酵素を含み、細胞内外の不要な物質を分解する小器官です。
5:○ iPS細胞(人工多能性幹細胞)は、神経細胞に分化できます。
体細胞に特定の遺伝子を導入して作られ、さまざまな種類の細胞に分化できる多能性をもつからです。
【ポイント】
解糖系は細胞質ゾル、クエン酸回路とβ酸化はミトコンドリア、ステロイド合成は滑面小胞体と整理します。
糖新生は主に肝臓で、ミトコンドリアと細胞質ゾルにまたがって進みます。