正答1
解説
正解は1。
「マンションの管理の適正化に関する指針」に示された管理組合・区分所有者等・占有者の基本的な姿勢を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 指針は、マンションが団地を構成する場合には、各棟固有の事情を踏まえつつ、「全棟の連携をとって、全体としての適切な管理」がなされるように配慮することが重要であるとしています。
「全棟の連携よりも各棟固有の事情を優先して」運営するとする点が誤りです。
根拠:マンションの管理の適正化に関する指針。
2:○ 区分所有者等は、マンションの居住形態が戸建てのものとは異なり、相隣関係等に配慮を要する住まい方であることを十分に認識し、管理組合の一員として進んで管理運営に参加するとともに、管理規約や集会の決議等を遵守する必要があるとされています。
3:○ マンションの管理の主体は区分所有者等で構成される管理組合であり、管理組合は、区分所有者等の意見が十分に反映されるよう、また長期的な見通しを持って、適正な運営を行うことが重要であるとされています。
4:○ 専有部分の賃借人等の占有者は、建物又はその敷地若しくは附属施設の使用方法につき、区分所有者等が管理規約又は集会の決議に基づいて負う義務と同一の義務を負うことに十分に留意することが重要であるとされています。
根拠:区分所有法46条2項。
※2020年の適正化法改正により、指針は「マンションの管理の適正化の推進を図るための基本的な方針」に引き継がれています。
【ポイント】
指針のキーワードは「管理の主体は管理組合」「団地は全棟の連携」「占有者も使用方法について同一の義務」です。
「〜よりも〜を優先」という表現が出てきたら指針の趣旨とずれていないか確認しましょう。