第115回 看護師国家試験 午後問168
不安定狭心症の成人患者に対する退院指導で、胸痛発作時に用いる硝酸薬の説明で正しいのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
ニトログリセリン等の硝酸薬は強力な血管拡張作用(静脈系の容量血管および冠動脈拡張)により急激な血圧低下と起立性低血圧を起こす可能性があり、使用後は急に立ち上がらず座位または臥位で安静にする必要がある。
1の保管は遮光・気密容器で常温が原則で、冷蔵庫は不要(舌下錠は揮発しやすく、フィルムシールやアルミ包装で保管する)。
2の効果発現は舌下投与で約1〜2分と非常に速やか、15分は遅すぎる(経口剤・貼付剤と混同しない)。
3の舌下錠は噛み砕かず舌下で溶かして経粘膜吸収させる(噛み砕いて飲み込むと初回通過効果で代謝され効果が著減)。
発作時の正しい使用法(座位で1錠舌下、5分後改善なければ追加、3回使用しても改善なければ救急要請)は患者指導の要点である。まとめて解く
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