正解を2つ選んでください。
正答2・3
解説
正解は2と3です。
介護保険の特定疾病は、40〜64歳の第2号被保険者が要介護認定を受けられる、加齢と関係する16の疾病です。
介護保険法施行令で定められています。
【選択肢別解説】
1:× ウイルス肝炎は感染症であり、加齢に伴って生じる疾病ではないため特定疾病に含まれません。
2:○ 脊髄小脳変性症は特定疾病の一つです。
小脳性の運動失調が徐々に進行し、介護が必要になることが多い疾患です。
3:○ 閉塞性動脈硬化症〈ASO〉は特定疾病の一つです。
下肢の動脈硬化による血流障害で間欠性跛行や壊疽を生じ、歩行や生活に支障をきたします。
4:× メタボリックシンドロームは、生活習慣病を予防するための疾患概念であり、特定疾病には含まれません。
特定疾病に含まれるのは、糖尿病性神経障害・腎症・網膜症や脳血管疾患のような具体的な疾病です。
5:× 後天性免疫不全症候群〈AIDS〉は感染症であり、特定疾病には含まれません。
HIV 感染による障害は、身体障害者福祉法の免疫機能障害として支援の対象になります。
【ポイント】
特定疾病には、末期のがん、関節リウマチ、筋萎縮性側索硬化症、初老期における認知症、脳血管疾患、慢性閉塞性肺疾患などがあります。
感染症や疾患概念そのものは含まれないと覚えると、選択肢を絞りやすくなります。