第112回 看護師国家試験 午後問182
大規模災害が発生し、被災した住民は自治体が設置した避難所に集まり避難生活を始めた。
発災3日、自治体から派遣された看護師は避難所の片隅で涙ぐんでいる A さんへの関わりを始めた。
A さんは「悲しい気持ちが止まりません」と話している。
このときの A さんへの看護師の発言で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「「悲しい気持ちが止まらないのは異常なことではないですよ」」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「「災害以外のことを何か考えましょう」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「「あなたの悲しい気持ちは乗り越えられるものですよ」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3は、設問で問われた適切なものの条件に合う。
4の「「みんなが大変なのですから A さんも元気を出してください」」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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