第108回 看護師国家試験 午後問182
A さん(24 歳、男性)は、昼間の過剰な眠気を主訴に来院した。
半年前に居眠り運転で交通事故を起こした。
入眠時の幻視や睡眠と覚醒の移行期に体を動かせなくなることがある。
また、笑ったり、怒ったりしたときに脱力してしまうこともある。
最も考えられる疾患はどれか。
正答2
解説
正解は2。
「ナルコレプシー」。
ナルコレプシーは過眠症の一つで、①日中の耐え難い眠気・睡眠発作、②情動脱力発作(カタプレキシー、笑い・怒り等の感情で脱力)、③入眠時幻覚、④睡眠麻痺(金縛り)の4徴候が特徴。
原因は視床下部のオレキシン神経細胞脱落。
Aさんの居眠り運転・入眠時幻覚・睡眠麻痺・情動脱力発作は全て該当する。
1の睡眠時遊行症は小児期のノンレム睡眠中の徘徊、3の睡眠時無呼吸症候群はいびきと無呼吸が主で脱力発作はない、4の睡眠覚醒スケジュール障害は概日リズム障害。
治療は中枢神経刺激薬と生活指導。まとめて解く
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