第108回 看護師国家試験 午前問80
血液中のカルシウムイオン濃度が低下した際に、ホルモン分泌量が増加するのはどれか。
正答5
解説
正解は5。
「副甲状腺」が正しい。
血漿Ca2+濃度低下は副甲状腺主細胞からのパラトルモン(PTH)分泌を促進する。
PTHは①骨吸収亢進によりCa・リンを血中へ動員、②腎尿細管でCa再吸収亢進・リン排泄促進、③腎での活性型ビタミンD(1,25(OH)2D3)産生亢進を介して腸管Ca吸収を促進し、血中Caを上昇させる。
選択肢1の膵島はインスリン・グルカゴンを分泌しCa調節には直接関与しない。
2の甲状腺はカルシトニンを分泌しCa低下作用(PTHと拮抗)を有するが、Ca低下では分泌は減少する。
3の下垂体は他のホルモンを分泌しCaへの直接作用はない。
4の副腎皮質はコルチゾール・アルドステロン等を分泌しCa調節には直接関与しない。
Ca代謝はPTH・カルシトニン・ビタミンDの三者で調節される。まとめて解く
第108回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第108回 看護師国家試験 の全240問を見る →