第108回 看護師国家試験 午前問38
便秘を訴えている患者の打診のアセスメント項目で適切なのはどれか。
正答4
解説
正解は4。
「鼓腸」が正しい。
腹部のフィジカルアセスメントの基本順序は視診→聴診→打診→触診である(腹部のみ聴診が先)。
打診はガス・液体・固形物の分布を評価する手法で、鼓腸(腸管内ガス貯留)では鼓音(高音性で太鼓のような音)が広範囲に聴取される。
選択肢1の固い腫瘤と2の筋性防御は触診の所見、3の叩打痛(CVA叩打痛など)は患者の主観的疼痛を評価するが、便秘のアセスメントでは打診で評価する主たる項目は腸内ガス分布である。
腹部の正常打診音は腸管上では鼓音、肝臓上では濁音となる。
便秘患者ではガス貯留と便塊(濁音)の混在を評価し、腸蠕動音減弱や金属音にも注意する。まとめて解く
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