正答5
解説
正解は5です。
気管切開をしている人が使う気管カニューレの構造を問う問題です。
気管カニューレは、首の前に開けた気管切開孔から気管の中に入れる管です。
【選択肢別解説】
1:× 気管カニューレは、咽頭ではなく、気管切開孔から気管に挿入されています。
咽頭は鼻や口の奥にある部分で、カニューレが入る場所ではありません。
2:× 気管カニューレは、汚れや感染を防ぐために、医師が定期的に交換します。
交換の必要がないという記述は誤りです。
3:× カフは、気管内に入るカニューレの先端側(下端側)についている風船状の部分です。
膨らませることで気管の壁に密着させ、唾液などが肺に流れ込むのを防ぎます。
4:× カフには、通常、注射器で空気を入れて膨らませます。
滅菌蒸留水を入れるという記述は誤りです。
5:○ サイドチューブ(吸引ライン)は、カフの上側に開口しています。
カフの上にたまった唾液や分泌物を吸引して、気管への流れ込みを防ぐことができます。
【ポイント】
介護福祉士が行える喀痰吸引は、気管カニューレの内部までです。
カニューレの構造(カフ・サイドチューブ・固定ひも)と役割をあわせて押さえましょう。