正答1
解説
正解は1です。
後遺症として片麻痺や言語障害を伴うことがある疾患を問う問題です。
片麻痺は脳の片側の障害で反対側の手足が麻痺するもので、言語障害(失語症や構音障害)も脳の障害で起こります。
【選択肢別解説】
1:○ 脳血管障害(脳梗塞、脳出血など)では、障害された脳と反対側に片麻痺が起こります。
言語中枢が障害されると失語症、発語に関わる部位が障害されると構音障害が残ることがあります。
2:× 糖尿病の主な合併症は、網膜症、腎症、神経障害です。
糖尿病そのものの後遺症として、片麻痺や言語障害が起こるわけではありません。
3:× 脊髄損傷では、損傷した高さより下の部分に、四肢麻痺や対麻痺が起こります。
脳は障害されないため、片麻痺や言語障害は通常起こりません。
4:× 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、肺の機能が低下して息切れが起こる病気です。
片麻痺や言語障害を後遺症として伴う病気ではありません。
5:× クローン病は、口から肛門までの消化管に慢性的な炎症が起こる病気です。
片麻痺や言語障害を後遺症として伴う病気ではありません。
【ポイント】
「片麻痺は脳の障害、対麻痺や四肢麻痺は脊髄の障害」と、麻痺の型と障害部位をセットで覚えましょう。
右片麻痺では失語症を伴いやすいことも頻出です。