正答2
解説
正解は2です。
パーキンソン病の歩行の特徴と、それに合った住環境の整え方を問う問題です。
パーキンソン病では、小刻み歩行、すくみ足(足が出にくい)、突進歩行(前のめりに止まれなくなる)などがみられます。
【選択肢別解説】
1:× スロープの下り坂では、前傾姿勢から突進歩行が起こりやすくなります。
パーキンソン病の人には、段差を解消するスロープよりも手すりの設置などを検討します。
2:○ 床に歩幅に合わせた目印をつけると、それをまたぐように意識することで足が出やすくなります。
視覚的な手がかりは、すくみ足や小刻み歩行の改善に有効です。
3:× 大きさの違うカーペットを重ねると、床に段差ができます。
すり足で歩くパーキンソン病の人は、つまずいて転倒しやすくなります。
4:× 狭い場所や方向転換が必要な場所では、すくみ足が起こりやすくなります。
移動空間は広く確保し、障害物を減らすように家具を配置します。
5:× 階段の昇り降りは、姿勢反射障害のあるパーキンソン病の人には転倒の危険が大きい動作です。
生活の場はできるだけ同じ階にまとめ、上下の移動を減らします。
【ポイント】
パーキンソン病の人の住まいでは、「床に目印をつける」「段差をなくす」「広い動線を確保する」「生活を同じ階にまとめる」が基本です。