正答2
解説
正解は2です。
社会福祉の理念を発展させた人物と、その人物が提唱した理念・業績の組合せを問う問題です。
人名と理念の対応を正確に覚えているかがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× ソーシャルロール・バロリゼーションを提唱したのはバンク-ミケルセンではありません。
この理念はヴォルフェンスベルガーが提唱したものです。
バンク-ミケルセンはデンマークの1959年法にノーマライゼーションの考え方を盛り込み、「ノーマライゼーションの父」と呼ばれています。
2:○ ニィリエはスウェーデンでノーマライゼーションの理念を整理し、「8つの原理」としてまとめました。
1日・1週間・1年のノーマルなリズム、ライフサイクルに応じた経験、自己決定の尊重などが含まれます。
3:× ヴォルフェンスベルガーが提唱したのはソーシャルロール・バロリゼーションです。
エーデル改革は1992年にスウェーデンで行われた高齢者医療・福祉の改革であり、個人が提唱した理念ではありません。
4:× ケースワークの7原則を示したのはバイステックです。
リッチモンドは「ケースワークの母」と呼ばれ、ケースワークを体系化した人物です。
5:× エリクソンは心理社会的発達理論(8つの発達段階)で知られる人物です。
自立生活運動は、1960年代以降にアメリカでエド・ロバーツらの障害当事者が始めた運動です。
【ポイント】
ノーマライゼーションは「バンク-ミケルセンが提唱、ニィリエが8つの原理で整理、ヴォルフェンスベルガーがSRVへ発展」という流れで覚えましょう。
7原則はバイステック、心理社会的発達はエリクソンと、人名と業績をセットで整理しておくことが大切です。