正答1
解説
正解は1です。
介護福祉職が行える、市販のディスポーザブルグリセリン浣腸器を使った排便の介護を問う問題です。
市販の浣腸器(挿入部の長さや液量に一定の条件があるもの)を使った浣腸は、医行為に当たらないものとして介護福祉職も行えます。
【選択肢別解説】
1:○ 浣腸液は、体温よりやや高めの39℃〜40℃程度に温めます。
冷たいと腸が刺激されて腹痛や不快感が生じ、熱すぎると腸の粘膜を傷つけるおそれがあるためです。
2:× 立位で注入すると、管の先が直腸の壁に当たりやすく、腸を傷つける危険があります。
注入は左側臥位で行うのが基本です。
3:× すばやく注入すると、腸が急に刺激されて腹痛を起こしたり、液がすぐに漏れ出たりします。
浣腸液はゆっくり注入します。
4:× 注入後すぐに排便すると、浣腸液だけが出て十分な効果が得られません。
3〜5分程度は我慢してもらってから排便を促します。
5:× 排便がなくても、介護福祉職の判断で再び注入してはいけません。
医療職に報告して指示を受けます。
【ポイント】
浣腸の基本は、左側臥位、39℃〜40℃程度に温める、ゆっくり注入する、3〜5分程度待つ、の4点です。
腹痛や気分不良、出血などがあれば、すぐに中止して医療職に報告します。