正答2
解説
正解は2です。
障害者の権利を確保するための考え方を、具体例から問う問題です。
障害の特性に応じて休憩時間を調整するのは、個別の状況に合わせて環境やルールを変える対応です。
【選択肢別解説】
1:× 全人間的復権は、リハビリテーションの理念を表す言葉です。
障害によって失われた人間らしく生きる権利を回復することを意味します。
2:○ 合理的配慮は、障害者が他の人と平等に権利を行使できるよう、過重な負担にならない範囲で必要な変更や調整を行うことです。
障害者権利条約で示された考え方で、休憩時間の調整はその典型例です。
3:× 自立生活運動は、1970年代にアメリカで始まった、障害者自身による権利獲得の運動です。
障害者が自分で選び、決めて生活することを主張しました。
4:× 意思決定支援は、本人が自分で意思を決め、表明できるように支援することです。
休憩時間を調整するような環境面の変更を示す考え方ではありません。
5:× 共同生活援助は、グループホームで介護や相談などを行う障害福祉サービスです。
権利を確保する考え方を示すものではありません。
【ポイント】
合理的配慮の例には、筆談や読み上げでの対応、段差へのスロープ設置、勤務時間の調整などがあります。
合理的配慮を行わないことも、障害者権利条約では差別に当たるとされています。