正答2
解説
正解は2です。
統合失調症に特徴的な症状を問う問題です。
統合失調症の症状は、幻覚や妄想などの陽性症状と、意欲の低下や感情の平板化などの陰性症状に分けられます。
【選択肢別解説】
1:× 振戦せん妄は、アルコール依存症の人が飲酒をやめたときに起こる離脱症状です。
手のふるえや幻視、意識障害がみられます。
2:○ 妄想は、統合失調症の代表的な陽性症状です。
「誰かに狙われている」といった被害妄想や、周囲の出来事を自分に関係づける関係妄想がみられます。
3:× 強迫性障害は、症状ではなく一つの精神疾患の名称です。
手洗いを何度も繰り返すなど、不合理と分かっていてもやめられない考えや行為が特徴です。
4:× 抑うつ気分は、うつ病の中心的な症状です。
統合失調症に特徴的な症状とはいえません。
5:× 健忘は記憶の障害で、認知症や解離性障害、頭部外傷などでみられます。
統合失調症に特徴的な症状ではありません。
【ポイント】
統合失調症の陽性症状には、幻聴を中心とする幻覚、妄想、まとまりのない会話などがあります。
陰性症状には、意欲の低下、感情の平板化、社会的なひきこもりなどがあります。