正答4
解説
正解は4です。
認知症の人にみられるせん妄の特徴を問う問題です。
せん妄は、体の不調などをきっかけに一時的に起こる意識障害で、認知症の症状とは区別して対応します。
【選択肢別解説】
1:× せん妄は、ゆっくりではなく、数時間から数日のうちに急に発症します。
ゆっくり発症して進行するのは認知症の特徴です。
2:× せん妄は意識障害の一種で、意識は清明ではありません。
軽い意識の混濁があり、つじつまの合わない言動がみられます。
3:× せん妄では、注意を一つのことに向け続ける注意機能が低下します。
話の途中で気がそれるなど、注意の障害は中心的な症状です。
4:○ せん妄は、発熱・脱水・便秘・感染症・薬の影響・手術・環境の変化などが誘因となって起こります。
体調の変化を整えることで改善が期待できます。
5:× せん妄は、日中より夜間に多くみられます。
夕方から夜に悪化しやすく、夜間せん妄と呼ばれます。
【ポイント】
せん妄は急に起こり、1日の中で症状が変動し、原因を取り除くと回復が期待できます。
急に様子が変わったときは、せん妄を疑って医療職に報告します。