正答4
解説
正解は4です。
高齢期に多い筋骨格系の疾患の特徴を問う問題です。
骨粗鬆症・変形性膝関節症・関節リウマチ・腰部脊柱管狭窄症・サルコペニアの特徴を区別できるかがポイントです。
【選択肢別解説】
1:× 骨粗鬆症は、男性よりも女性に多い疾患です。
閉経後に女性ホルモン(エストロゲン)が減ると、骨量が急に減るためです。
2:× 日本人の変形性膝関節症では、X脚ではなくO脚に変形することが多くみられます。
膝の内側の軟骨がすり減りやすいためです。
3:× 関節リウマチは、軟骨の老化によって起こるものではありません。
免疫の異常によって関節の滑膜に炎症が起こる自己免疫疾患です。
4:○ 腰部脊柱管狭窄症は、加齢によって腰の脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される疾患です。
下肢のしびれや痛みが現れ、歩くと悪化して休むと軽くなる間欠性跛行がみられます。
5:× サルコペニアは、骨量ではなく筋肉量と筋力の低下が特徴です。
骨量の低下が特徴なのは骨粗鬆症です。
【ポイント】
関節の軟骨のすり減りが原因なのは変形性関節症、自己免疫が原因なのは関節リウマチです。
両者の違いはよく出題されるので区別して覚えましょう。