正答3
解説
正解は3です。
前立腺肥大症の原因と症状を問う問題です。
前立腺は膀胱のすぐ下で尿道を取り囲む男性の臓器で、加齢とともに肥大すると尿道を圧迫します。
【選択肢別解説】
1:× 前立腺肥大症に関与するのは、抗利尿ホルモンではありません。
加齢と男性ホルモンが関与すると考えられています。
2:× 進行すると、尿が出にくくなり、膀胱に尿がたまったまま出せない尿閉になることがあります。
無尿は腎臓で尿が作られない状態で、前立腺肥大症の症状ではありません。
3:○ 初期には、膀胱が刺激されて頻尿、特に夜間頻尿が出現します。
尿の勢いが弱くなる、出始めるまでに時間がかかるといった症状もみられます。
4:× 前立腺肥大症そのものは、透析の対象となる疾患ではありません。
尿閉には導尿などで対応し、治療は薬物療法や手術が中心です。
5:× 骨盤底筋訓練は、主に女性の腹圧性尿失禁の改善に用いられます。
肥大した前立腺が訓練で小さくなることはありません。
【ポイント】
前立腺肥大症の症状は、頻尿・夜間頻尿、排尿困難、残尿感、尿閉と進みます。
排泄介助では、排尿の回数や勢い、残尿感の訴えを観察して医療職に伝えます。