Eさん(55歳、女性、障害の有無は不明)は、ひきこもりの状態にあり、就労していない。
父親の年金で父親とアパートで暮らしていたが、父親が亡くなり、一人暮らしになった。
遠方に住む弟は、姉が家賃を滞納していて、生活に困っているようだと、家主から連絡を受けた。
心配した弟が相談する機関として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答2
解説
正解は2です。
生活に困窮している人の相談先を問う事例問題です。
Eさんは55歳で就労しておらず、収入源だった父親の年金を失い、家賃を滞納して生活に困っています。
【選択肢別解説】
1:× 地域包括支援センターは、主に65歳以上の高齢者とその家族の総合相談に応じる機関です。
55歳のEさんの生活困窮の相談先としては適切ではありません。
2:○ 福祉事務所は、生活保護の申請受付や決定を行う機関です。
生活困窮者自立支援制度の相談窓口を兼ねていることも多く、収入を失い家賃を滞納しているEさんの相談先として最も適切です。
3:× 精神保健福祉センターは、都道府県等に置かれる精神保健の専門機関です。
Eさんの障害の有無は不明であり、まず必要なのは生活費の確保に関する相談です。
4:× 公共職業安定所(ハローワーク)は、職業紹介を行う機関です。
ひきこもり状態で生活費にも困っているEさんには、まず生活の立て直しの支援が必要です。
5:× 年金事務所は、年金の加入や給付の手続きを行う機関です。
父親の死亡で父親の年金は支給されなくなり、年金の手続きだけでは今後の生活費を確保できません。
生活困窮の相談は福祉事務所で受けます。
【ポイント】
福祉事務所は社会福祉法に基づき、都道府県と市(特別区を含む)には設置が義務づけられています。
生活保護をはじめ、福祉六法に関する援護の窓口です。