Eさん(38歳、男性)は、脳梗塞(cerebral infarction)を発症し、病院に入院していた。
退院時に、右片麻痺と言語障害があったため、身体障害者手帳2級の交付を受けた。
現在、Eさんと家族の希望によって、自宅で生活しているが、少しずつ生活に支障が出てきている。
Eさんの今後の生活を支えるために、障害福祉サービスの利用を前提に多職種連携による支援が行われることになった。
Eさんに関わる関係者が果たす役割として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
Eさんは38歳で、脳梗塞により身体障害者手帳2級の交付を受けています。
介護保険の被保険者は40歳以上なので、38歳のEさんは介護保険のサービスを利用できません。
事例にあるとおり、障害福祉サービスの利用を前提に支援を組み立てることになります。
【選択肢別解説】
1:× 介護サービス計画(ケアプラン)は、介護保険のサービスを利用する人のために介護支援専門員が作成するものです。
介護保険の対象外のEさんには当てはまりません。
2:× 要介護認定は介護保険の手続きです。
障害福祉サービスでは、障害支援区分の認定のために医師意見書が作成されます。
3:× 障害福祉計画は、市町村や都道府県が地域全体のサービス提供体制について定める行政計画です。
基幹相談支援センターの職員が個人のために立てるものではありません。
4:× 地域包括支援センターは、主に高齢者を対象とする介護保険法上の機関です。
Eさんの障害支援区分の認定調査は、市町村などが行います。
5:○ 相談支援専門員は、サービス等利用計画を作成するときに、サービス担当者会議を開催して関係者と支援内容を調整します。
障害福祉サービスを利用するEさんの多職種連携の中心となる役割です。
【ポイント】
介護保険の対象は、65歳以上と、特定疾病のある40〜64歳です。
40歳未満は障害福祉サービスを利用し、計画は「相談支援専門員」の「サービス等利用計画」になります。