正答1
解説
正解は1です。
見当識とは、今がいつか(時間)、ここがどこか(場所)、目の前の人が誰か(人物)を正しく認識する力です。
選択肢はいずれも、認知機能検査のMMSE(Mini-Mental State Examination)や長谷川式認知症スケールで使われる質問です。
【選択肢別解説】
1:○ 今いる場所を尋ねる質問は、場所の見当識を確かめるものです。
見当識障害に関する質問として適切です。
2:× 100から7を順に引く課題は、計算力と注意力(集中力)を確かめるものです。
見当識の質問ではありません。
3:× 先ほど覚えた言葉を思い出してもらう課題は、記憶(遅延再生)を確かめるものです。
見当識の質問ではありません。
4:× 図形を写す課題は、物の形や位置関係をとらえて再現する視空間認知や構成能力を確かめるものです。
5:× 指示どおりに紙を取って折り、返す課題は、複数の指示を理解して行動する力(口頭指示の理解)を確かめるものです。
【ポイント】
見当識の質問は「今日は何月何日か」「ここはどこか」「この人は誰か」です。
見当識障害は、時間、場所、人物の順に障害されやすいとされています。