正答3
解説
正解は3です。
加齢に伴い、腎臓の血流量や糸球体ろ過量が減り、腎臓の働きは低下します。
尿を濃くする力も落ちるため、薄い尿が出やすく、夜間の尿量が増える原因の一つになります。
また、腎臓から排泄される薬が体内に長くとどまるようになります。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者は、排尿機能の低下や免疫力の低下などにより、尿路感染症を起こしやすくなります。
非常に少ないとはいえません。
2:× 腎盂腎炎の主な症状は、高熱、悪寒、腰や背中の痛みです。
頭痛が主な症状ではありません。
3:○ 加齢に伴って腎臓の尿細管の働きが低下し、尿を濃縮する力が弱まります。
4:× 前立腺肥大症の主な症状は、尿が出にくい、頻尿、残尿感、夜間頻尿などです。
尿道の痛みは典型的な症状ではありません。
5:× 腎機能が低下すると、薬が体外に排出されるまでの時間は長くなります。
そのため、薬の作用が強く出たり長く続いたりしやすくなります。
【ポイント】
高齢者の腎機能低下は「尿の濃縮力低下」「薬の排泄の遅れ」「脱水になりやすい」と結びつけて覚えます。