正答4
解説
正解は4です。
生活の質(QOL:Quality of Life)は、利用者本人が自分の生活をどう感じているかという主観的な満足感を重視する考え方です。
介護実践では、本人の価値観や意向を尊重し、本人と一緒に方法を選ぶことが基本になります。
【選択肢別解説】
1:× 日常生活動作(ADL)の向上は、QOLを高める手段の一つにすぎません。
ADLが改善しなくても、生活の満足度を高めることはできます。
必須条件ではありません。
2:× 主観的評価とは、利用者本人が感じる満足感や幸福感のことです。
介護福祉職の意向ではなく、利用者本人の思いを重視します。
3:× 家族の意向も大切ですが、介護実践の中心は利用者本人のニーズです。
家族のニーズだけで内容を決めるのは誤りです。
4:○ 福祉用具は、使う本人が納得していなければ活用されません。
本人の希望や生活の仕方を確かめながら相談して選ぶことが、自己決定の尊重とQOLの向上につながります。
5:× 何に価値を感じるかは人によって異なります。
全員に同じ基準を当てはめるのではなく、一人ひとりの価値観に合わせる個別性の尊重が必要です。
【ポイント】
QOLのキーワードは「本人の主観」と「個別性」です。
「介護者の意向」「家族のニーズ」「全員同じ基準」といった表現は、本人主体の原則に反する誤りの典型です。