正答3
解説
正解は3です。
認知症ケアのアセスメントツールである「ひもときシート」の仕組みを問う問題です。
ひもときシートは、評価的理解、分析的理解、共感的理解の3つのステップで、介護者の視点から本人の視点へと考え方を切り替えていくものです。
【選択肢別解説】
1:× 最初に行うのは、分析的理解ではなく評価的理解です。
まず介護者が困っていることや、どうなればよいと考えているかを書き出して整理します。
2:× ひもときシートの目的は、介護者側の視点から離れ、認知症の人の視点で言動をとらえ直すことです。
介護者の視点で終わらせるためのものではありません。
3:○ 言動の背景要因を分析して、認知症の人を理解するためのツールです。
行動を「問題行動」と見るのではなく、その理由を探ることで本人本位のケアにつなげます。
4:× 潜在的なニーズを重視するのは、評価的理解ではなく共感的理解の段階です。
評価的理解では、介護者自身が感じている課題を整理します。
5:× 8つの要因で言動を分析するのは、共感的理解ではなく分析的理解の段階です。
病気や薬の影響、身体的な苦痛、環境、生活歴などの視点から背景を考えます。
【ポイント】
ひもときシートは、評価的理解、分析的理解、共感的理解の順に進めます。
介護者の困りごとから出発し、最後は本人の気持ちやニーズを理解することをめざします。