正答4
解説
正解は4です。
高齢者の肺炎の特徴を問う問題です。
高齢者の肺炎は、発熱や咳などの典型的な症状がはっきりしないことが多く、発見が遅れやすいという特徴があります。
【選択肢別解説】
1:× 高齢者の肺炎では、意識障害が現れることがあります。
「なんとなく元気がない」「ぼんやりしている」といった変化が、肺炎の最初のサインになることもあります。
2:× 体温が37.5℃未満でも、肺炎ではないとはいえません。
高齢者は発熱の反応が弱く、微熱や平熱のまま肺炎が進んでいることがあります。
3:× 頻呼吸はまれではなく、高齢者の肺炎で重要な徴候です。
呼吸の回数が増えていないかを観察することが、早期発見につながります。
4:○ 高齢者は誤嚥による肺炎を起こしやすいです。
嚥下機能や咳の反射が低下するため、食べ物や唾液と一緒に細菌が気管に入り、誤嚥性肺炎になります。
5:× 咳や痰を伴うことは、まれではありません。
ただし高齢者では咳の力が弱く、痰を出しにくいことがあります。
【ポイント】
高齢者の肺炎は、食欲低下、活気のなさ、意識の変化など、非典型的な症状で始まることがあります。
誤嚥性肺炎の予防には、口腔ケア、食事の姿勢の調整、食後しばらく座位を保つことが有効です。