正答2
解説
正解は2です。
訪問介護員が利用者や家族からハラスメントを受けたときの対応を問う問題です。
ハラスメントは介護職が我慢して済ませるものではなく、本人がはっきり意思を示し、事業所として組織的に対応することが基本です。
【選択肢別解説】
1:× 抱きつかれて黙って耐えるのは不適切です。
セクシュアルハラスメントにあたる行為であり、拒否の意思を伝え、上司に報告する必要があります。
2:○ 「やめてください」と伝え、上司に相談する対応が適切です。
その場で意思を示して被害の拡大を防ぎ、事業所として再発防止策を検討することにつながります。
3:× 苦痛な性的な話を笑顔で聞き続けるのは不適切です。
容認していると受け取られ、行為が続くおそれがあるため、やめるよう伝えて上司に相談します。
4:× 暴言を受けたまま通い続けるのは不適切です。
担当であっても一人で抱え込まず、事業所に報告して対応を相談します。
5:× 怒鳴られてサービス外の行為を実施するのは不適切です。
介護保険のサービスの範囲を超える要求であり、事業所として断り方や対応を検討します。
【ポイント】
厚生労働省の「介護現場におけるハラスメント対策マニュアル」でも、職員個人ではなく組織で対応することが強調されています。
ハラスメントには身体的暴力、精神的暴力(暴言など)、セクシュアルハラスメントがあります。