発達障害のEさん(5歳、男性)の母親(28歳)は、Eさんのことを一生懸命に理解しようと頑張っている。
しかし、うまくいかないことも多く、子育てに自信をなくし、どうしたらよいのかわからずに一人で悩んでいる様子が見られる。
母親への支援に関する次の記述のうち、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
Eさんの母親は、「子育てに自信をなくし、どうしたらよいのかわからずに一人で悩んでいる」様子です。
母親に必要なのは、同じ悩みを経験した人とつながり、具体的な子育ての方法や見通しを得ることだと考えられます。
【選択肢別解説】
1:× 母親はすでに一生懸命Eさんを理解しようとしています。
現状を受け入れるよう説得するのは、母親の気持ちに寄り添った支援ではありません。
2:× レスパイトケアは、介護者が一時的に休息をとるための支援です。
息抜きにはなりますが、一人で悩み自信をなくしている母親の根本的な支えにはなりません。
3:○ ペアレント・メンターは、発達障害のある子を育てた経験をもち、研修を受けた親です。
同じ立場から共感的に話を聴き、子育ての情報を提供してくれるため、孤立している母親の支えになります。
4:× 発達支援を強化するよう勧めると、すでに頑張っている母親にさらに負担をかけることになります。
今は母親自身への支援が必要です。
5:× 介護支援専門員は、介護保険制度のケアプランを作成する専門職です。
5歳の発達障害児の母親の相談先としては適切ではありません。
【ポイント】
ペアレント・メンターは、発達障害者支援法に基づく家族支援の一つとして推進されています。
「同じ立場」「経験に基づく共感」がキーワードです。