正答5
解説
正解は5です。
糖尿病は、インスリンの作用が不足し、血糖値が高い状態が続く病気です。
高齢者の糖尿病は、症状が典型的に現れにくいこと、低血糖を起こしやすく重症化しやすいことが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 糖尿病の原因は、膵臓から分泌されるインスリンの作用不足です。
アミラーゼはでんぷんを分解する消化酵素で、糖尿病の原因ではありません。
2:× 高齢者では低血糖を避けることが重視され、HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の目標値は若年者よりも高め(緩め)に設定されます。
低めが推奨されるのではありません。
3:× 高齢者は喉の渇きを感じにくくなっています。
高血糖が続いても口渇感は若年者より弱く、脱水に気づきにくい点に注意が必要です。
4:× 運動療法は、食事療法・薬物療法と並ぶ糖尿病治療の柱です。
体の状態に合わせて、ウォーキングなどの運動を続けることが勧められます。
5:○ 高齢者は、冷や汗や動悸、手の震えといった低血糖の典型的な症状が出にくくなります。
ふらつきや意識の混乱など、認知症と間違えやすい症状で現れることもあり、注意が必要です。
【ポイント】
高齢者の糖尿病では「低血糖の自覚症状が乏しい」「口渇を感じにくい」「目標値は緩め」が重要です。
低血糖は転倒や認知機能の低下にもつながります。